人間関係

上司と食事に行った際に、部下はどの様に接するべきなのか?

会社に所属すると、上司と食事に行く機会がありますよね。

二人で食事をする事や同僚や他の上司も含めて、複数人で行く事もあります。

しかし、会社の上司と食事に行った際に部下はどの様に接するべきなのか悩んだ事はないですか?

そこで、今回は上司と食事に行った時の接し方についてご紹介します。

上司の年齢によって接し方が変わる

全ての上司にこの接し方をすれば正しいというのは存在しません。

相手の上司の年齢やどんな人がいるのかを理解した上で接していかないといけないのです。

例えば年齢が近い上司は、そこまで堅くならなくても大丈夫だったりします。

逆に年配の上司や役職が付いている上司は、礼儀や言葉遣いを気にしている人が多いです。

しかし、これも一概には正しいと限らないのが現実で、年配だと家族にあなたと同じ位の子供がいたりして、フランクに接してきてくれる方が接しやすいと考えていたり。

年齢が近い上司だからフランクに接したら、社会を舐めてると思われやすいパターンもあります。

接し方には、ある程度の関係値に基づいて変えたり、改善しないといけないので最初から決めつけで行動すると失敗することが多いです。

では、上司と食事に行った際に部下はどの様に接すれば良いのでしょうか。

接し方①食べる速度は合わせる

上司達と食事に行った際はできるだけ、食べる速度を合わせる様にすると気持ちが楽です。

遅すぎると待たせてしまうので、可能なら少し早いくらいがベストかもしれません。

実際、上司に気を遣わせてもマイナス評価とかにはならないのですが、空気的に慣れてないと罪悪感を感じる事もある為に可能なら上司と同じくらいに食べ終わるのが良いです。




接し方②メニューは上司と同じか同じタイミングで出てくる料理を選ぶ

人によって食べる速度が異なるので、上司より早く食べられない人は上司より早く出てくる料理を選ぶ事によって、ゆっくり食べることができるでしょう。

しかし、明らかに作る工程が異なり、出てくる時間に大幅な差がある料理は選ばない方が良いです。

あまりにも早く料理が来すぎて、自分が食べ終わる頃に上司の料理が運ばれてくる事もあります。

慣れるまで不安なら、同じ料理を頼むことによって同じタイミングに運ばれてくるので安心です。

料理が運ばれてくるタイミングが違うと、上司より先に食べづらいですし、待っていると冷めて不味くなります。

無難に同じメニューを選ぶと良いでしょう。

接し方③財布は一応持っていく

上司と食事に行く際、奢ってもらえる機会があります。

しかし、上司の奢りと理解していても財布を持たずに食事に行くのは図々しいと思われる可能性もあるので注意です。

よく男女で食事に行く際に男の奢りでも、女は財布を出す仕草をするという暗黙の了解がありますよね。

どれが正しいとかはなく、人によって常識が違うので初回は財布を出す仕草をするべきなのです。

その時の反応を見て、次回以降の行動パターンを見極めましょう。

これは上司との食事にも当てはまるので、財布を持って行かないのは奢ってもらうのが当然と思っている様に感じ取られてしまいます。




接し方④食べ終わるのに時間がかかる料理を注文しない

普通の会社は昼休みが1時間です。

この1時間で会社のデスクに戻ってきて、仕事を再開しないといけません。

そこで、あなたが食べるのに時間がかかる激辛料理やデカ盛り料理を注文したりすると昼休みに間に合いません。

元々上司と打ち合わせ済みで、食べるのに時間が掛かるのを想定できていれば何を食べても良いのですが、お腹が減ったからデカ盛りを頼んでしまうと同じタイミングに料理が来ても上司を待たせます。

最悪の場合、昼休みに間に合いません。

また、イタリアンのお店に行った際はグラタンを頼むと運ばれてくるまで時間がかかります。

加えて出来立ての熱々なので、急いで食べると口の中を火傷します。

イタリアンに行く可能性がある場合は、グラタンに注意です。

接し方⑤上司より高いメニューを頼まない

上司が奢ってくれると言ったから、好きな物を何でも頼んで良い、というわけではないのです。

10円20円位の差なら許容範囲ですが、できれば同じ値段か以下にするのが基本です。

よくいる上司で「たくさん食べろ」とガッツリしたメニューを勧めてくることがあります。

この場合は、ご厚意に甘えてたくさん食べましょう。

料金も上司がノリノリなら、高くても構いません。

ただ、何かの流れやその場の雰囲気で上司と食事に行く場合は、同じ位の値段にするのが安定です。

上司が800円の料理なら同じ800円位の料理を選ぶ。上司と食事に行く場合は、定時内の昼ご飯だと仕事と同じだと思ってください。

恋人や家族と行く食事とは全く別物で、料理を選ぶ時間は上司共に1分もありません。

席に着いたら、値段と料理をサラッと見て上司が決めたら自分も即座に決めましょう。




接し方⑥店員を呼ぶ際は自分から

世の中には色々な上司がいるので、注文メニューが決まっても店員に呼べない人もいます。

タイミング的に上司が店員を呼ぶのは厳しそうだと思ったら、自分からすぐに呼びましょう。

全て上司に任せている状態だと、これも図々しいと思われてしまう原因になるのでハキハキとした声で店員を呼んであげると感心されるかもしれません。

ただ、入って間もないド新人の場合は極端にでしゃばると鼻に付く事もあるので、そこの加減が上手くできると立ち回りやすくなります。

例えば、ド新人のあなたに上司が奢ってくれるといって一緒に食事に行った際などは大人しく上司の言いなりになっているのがベストです。

奢ってもらう事が完全に確定している状態で元気よく、店員を呼ぶド新人は「私、お金払わないから堂々としています!」みたいな感じで見えますよね。

ただ、その場の状況というのもあるので上司が店員を探している時、上司から見えない後ろに店員がいた場合は向かい合っている自分しか店員を呼ぶ事ができないので、呼ぶしかありません。

もし、奢りではなく会計が別だったり、自分が一番呼ぶタイミングがベストだったら店員さんは自分から呼ぶ様にしましょう。

接し方⑦プライベートは自分から話してはいけない

上司と食事に行くと必ず会話をしますが、自分から話しかける事もあるでしょう。

しかし、自分から何でも話してしまうと後に他の人へ伝わってしまう可能性が高いので注意が必要です。

基本的に新しく入社した人について、他の社員は気になるので色々聞いてくるかと思います。

そこで、直接本人に聞くよりも直属の上司に聞く方が楽なので他の人は上司に聞く事が多いでしょう。

あなたの上司に自分のプライベートについて話してしまうと、その話が上司繋がりで伝わっていくので油断できません。

食事の際には上司から聞かれたら、適当に当たり障りのない回答をして乗り越えましょう。

自分から話題を振る際は上司の地雷を踏まない様に仕事の質問などをしてみると良いかもしれませんね。

間違っても恋愛的な事情や家庭環境などは話さない様に気をつけてください。




上司との食事は昔ほど気を遣う必要はない

昔は上司と食事をする際に礼儀や常識というものが厳しく根付いていました。

ですが現在では、若い世代の変化によって面倒な常識は無くなりつつあります。

だからといって、上司にタメ口や舐めた態度を取って良いわけではありません。

よっぽどのクズ上司ではない限り、尊敬の眼差しを向ける事が結果的に楽な道へと進みます。

大体は当たり障りの無い会話とメニューの選定をミスしなければ、その場の流れで進みます。

ガチガチに緊張して接するよりも、上司に身の流れを任せてしまえば何事もなく食事は終える事ができるでしょう。

例え料理が不味くても、「美味しい」と言っているだけで上司は喜ぶので、会話に迷ったら「これ、美味しいです」と言い続けましょう。

恋愛NAVITIMES編集部

恋愛NAVITIMESでは主に10代~の男性と女性に向けて恋愛に役立つコラムを配信しています。 コラムを作成しているのは幅広い年代のメンバーを複数人、活躍させています。

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